原石は1970年代初頭より日本に輸入されており、以来40年以上にわたり墓石材として長く評価され続けています。外国材を代表する上質な石材です。

中国材の中で、石目が細かい石として評価されています。石目が岡崎石の青石に近いことから、この愛知県では人気があります。

インド産の最高級黒みかげとして評価されています。よく見ると色は真っ黒ではありません。品のある落ち着いた石目が特徴です。

インド材としては安定した石種。採石量も多く、大きな材料も採れます。石質は硬く吸水率も低いため、すぐれた耐久性を誇っています。

石の表面を研磨すると「まだら模様」の濃淡・斑(ふ)が浮くと言われる世界でも稀な美しい石目に、この石の最大の特徴があります。日本産みかげ石の最高峰といわれています。

大きな石目が特徴。石目が大きいのでお墓本体に使われることはほとんどありませんが、磨くと美しい艶がでて、昔からこの地方（愛知県）では土台や外柵に多く使われてきました。

石都・岡崎を代表する石材で、墓石や灯篭など、色々な分野で使われてきました。粘りある石質で、表面を細かく叩き整える「ビシャン仕上げ」は年月を経るごとにおもむきが増します。

石都・岡崎を代表する石材で、墓石や灯篭・神社仏閣など、色々な分野で使われてきました。ただし、お墓など表面をきれいに仕上げた場合、時間の経過とともにうすく茶色を帯びてくることがあります。

採石場としての歴史は新しく、昭和57年（1982）に始まりました。現在、この道40年の親方を筆頭に、丁寧な採掘が行われています。均一な美しい石目と青みを帯びた上品な色合いが特徴です。

青味がかった色と、すっきりそろった石目が美しく、ツヤ持ちも良い。関東・関西問わず全国的に使われている人気の石です。

石都・岡崎の石の最高級石材。石目は細かく青みがかった美しい色合いが特徴です。高級墓石はもちろん、石目が細かいので繊細な表現が要求される仏像彫刻にも使われています。

石都・岡崎の石の中で牛岩青石（うしいわあおいし）・小呂青石（おろあおいし）・吉祥石を「青石（あおいし）」と呼び、最高級とされています。その中で吉祥石は年月による変化が少なく、変わらぬ美しさが特徴です。

少し緑がかった高級感ある色合いと、お手頃な価格で人気の墓石材です。採石量は安定しており、大きな材料も採れます。ただし、時間の経過と共に白や黒の斑点や、石目のムラが出てくることがあります。

石目のそろった淡いグレー系の石で、最もポピュラーな中国産白みかげ石です。愛媛県産の大島石に似ていることから、特に関西では根強い人気があります。

色むらがなく落ち着きのある整った石目。時を経ても色あせの少ない耐久性には定評があります。関西・中国地方では高級石材として特に人気が高い。

美しい淡紅色が特徴の日本を代表する桜みかげ。墓石をはじめ彫刻や建築物、またはモニュメントなどの材料として幅広い用途に使われています。

石都・岡崎の石の分類では中目（ちゅうめ）に属し、鬼祭りで有名な瀧山寺の近くで採石されています。石質は硬く吸水率も低い。廃業が多い今の採石業界の中で、上質で貴重な岡崎石です。

石の硬さと吸水率の低さは数ある石材の中でも最高ランク。それ故、長年にわたり日光や風雨にさらされても｢変わらない美しさ｣には定評があります。

佐賀県産｢天山石｣類似の石です。吸水率の低さは｢天山石｣同様トップクラスで、日光や風雨にさらされても｢変わらない美しさ｣には定評があります。質量共に安定した中国材です。

近年採掘がスタートした新しい石材。青味がかった表面に斑（ふ）が浮き上がるさまは、香川県の最高級石材、庵治石に似ています。

きめ細かな石目と青みがかった深みのある色合いが特徴です。高級墓石を中心に、彫刻や建築材、モニュメントや庭園装飾など幅広く活用されています。

ツヤのりが良く濃い青味のある美しい色合いが特徴。日本の石を中国で加工することが多い中、かたくなに中国への輸出を拒み、国内加工の良さを訴え続けてきた｢がんこ社長｣が採掘している石材です。

石の産地福島が誇る高級石材で国産材を代表する黒みかげ。表面に金粉が浮き出ているように見えることから、この名がついたと言われています。