お墓のかんのんや

お墓に関するお伝えしたいQ&A

お墓を建立する(建墓)時期はいつが良いですか?

特に決まりはありません。
ご遺骨がある場合は、四十九日、百カ日、または初盆、一周忌、三回忌など、また建て替えで新しいお骨がない場合でも、年忌、お盆、お彼岸など仏事の節目に建墓される方が多いです。しかし、何年たってもご遺族のお気持ちの整理がつかないこともあります。やはり、そうしたお気持ちとの兼ね合いを前提として、建墓を進めるのが良いと「お墓のかんのん」は考えます。

お墓を建てる際に検討しなければならないことは?

まず一般的に次の項目について検討いたします。
□ お墓を建てる墓地の有無(墓地・霊園などに土地の使用権を持っているかどうか)
□ その墓地・霊園に指定業者の制約があるか無いか。
□ 他所に古いお墓がある場合、そのお墓をどうするか。
□ お墓の相続者(決まっていなくても大丈夫です、それによってお墓の文字が変わってきます)
□ 墓地の大きさ(面積・形状)
□ お墓の形(和型・洋型・神道型・デザイン墓石など)
□ 外柵・墓誌・スリン・灯篭・物置・砂利など、お墓周りの付属物の有無
□ お墓・外柵などに使用する石材の選択
□ お墓に彫る、文字・書体・戒名・家紋など
□ ご予算・納期
□ お支払い方法(現金・ローンなど)
※お墓の土地は基本的に所有できません。墓地、霊園などの区画を借用することになります。

建墓できる場所はどういうところですか?

大体、寺院墓地、公営墓地、民営墓地の3つの種類があります。
寺院墓地:お寺が管理する墓地で、基本的には、そのお寺の檀家であることが求められます。
公営墓地:市町村が管理する墓地で、宗旨・宗派は問われません。ただし、その自治体に居住しているかなどの条件があります。
民営墓地:公益法人や宗教法人が管理する墓地です。管理者が宗教法人であっても宗旨・宗派を問われることは少ないようです。最近では、ガーデニング墓地やペットと一緒に入れる墓地など新しいタイプの墓地が増えてきました。

お墓のかたちは四角に決まっているのですか?

決まっていません。現在、一般的に見られる角柱型のお墓の原型は何なのかは、いろいろな説があり、一概には結論が出ないようです。ただ平安時代以降、供養のためのさまざまな石造物が造られ、それらを基に現在のカタチが造られてきたのではないかと思われます。
その一方で、故人の生前のお人柄や趣味、または座右の銘やお仕事などを反映した他に無いデザインのお墓も増えています。
「お墓のかんのんや」こうした新しい考え方や価値観に基づいたお墓に、早くから取り組んでいます。
「供養」のとらえ方、故人への思い、デザイン、石種、そしてご予算、豊富な選択肢の中から皆様とご一緒にお墓造りのお手伝いをさせていただきます。

お墓の価格はどのように決まりますか?

お墓の価格は、お墓の形・大きさ、付属するもの、石種、加工、施工など、これらの要素によって決まります。特に石の種類(石の産地が日本か外国か)によって同じデザインのものでも大きく価格差が生じます。詳しくはお墓のはなしをご覧ください。
また、墓地や霊園にお墓の区画を借りていない(墓地がない)場合は、その費用や、寺院墓地を求めた場合、新たに檀家にならなくてはならないことも考慮に入れなくてはいけません。
一口にお墓を造ると言っても、お墓の製作、石材、施工から、実際の墓地の使用、他所にお墓がある場合、それをどうするかなど、多くのステップがあります。最近は書店でもお墓に関する分かりやすい本も販売されていますので、じっくり研究・検討していただき、お墓の専門店「お墓のかんのんや」にも是非ご相談ください。

墓じまいとは?

「お墓の継承者がいない」「お墓が遠くにあるので墓守ができない」という理由から、お墓を撤去して、遺骨を新しい場所で供養することを「墓じまい」と言います。一般的に、お墓の敷地は借用している状態のため、お墓のすべてを撤去し、更地の状態にして、お寺や霊園などにお返ししなければなりません。「墓じまい」には法的な内容も含めさまざまな手続きが必要です。大まかな流れは次のようになります。

①新しい改葬先を確保
改葬先の管理者から「受入証明書」「永代使用許可証」を発行してもらいます。

②埋葬証明書の発行
現在遺骨が埋葬されている墓地の管理者から「埋葬証明書」を発行してもらいます。

③改葬許可証の受け取り
「改葬許可申請書」を「受入証明書」と「埋葬証明書」と一緒に現在、埋葬してある墓地の市町村に提出し改葬の申請を行い、「改葬許可証」を受け取ります(改葬許可証は1遺骨に1枚必要です)。

④遺骨の引き上げ、墓石の撤去
ご住職にお経を上げていただき(お性根抜き)、遺骨の引き上げ、墓石の撤去をします。基本的に更地の状態に戻します。

⑤新しい改葬先に納骨
改葬先に「改葬許可証」を提出し、納骨します(新しい墓地・永代供養塔・納骨堂など)。この際も、ご住職に納骨のお経を上げていただきます。

お墓のかんのんやでは、「墓じまい」についても、ご相談やお手伝いをさせていただいています。
※市町村によって対応に多少の違いがあるようです。

生前墓とはどういうことですか?

生前にあらかじめ建てておくお墓のことで「寿陵・じゅりょう」とも言います。長寿を招くなど縁起の良いものとされ、秦の始皇帝や聖徳太子のお墓も寿陵であったとされています。
最近では、子供たちに負担をかけたくない、自分の気に入ったお墓を造りたい、という思いから、生前にお墓を建てられる方も増えてきました。また、お墓は課税の対象にはなりませんので、相続の際に相続税がかからないというメリットもあります。

愛知県岡崎市はなぜ「石都」と呼ばれるのですか?

岡崎の石工業が発展したのは、岡崎の城下町整備に関係しています。
今から400年以上前、豊臣秀吉の家臣・田中吉政が三河岡崎の地を治めるにあたり、本格的な城下町整備を行いました。この時連れて来た河内や和泉の石工が定住し、今に続く石材加工(石屋)のもとを作りました。
そして江戸時代、領主や寺院の保護のもと、優れた石材加工の技術はもちろん、近隣より良質な花崗岩が産出されたこと、東海道の宿場町として旅人により特産品が宣伝されたこと、そして矢作川、三河湾の水運によって、江戸やその他各地へ、岡崎の石製品が搬出されたこと、などの諸条件が重なったことにより岡崎の石工業は発展し、各地に「石の都・石都岡崎」の名を広めて行きました。

記念碑の感謝状

株式会社小林秋三郎商店は、この三州岡崎に小林秋三郎が大正7年(1918)に創業いたしました。
秋三郎はもともと灯篭をつくる職人でしたが、それにとどまることなく、ハワイに移住された日本人の方を相手に、こちらで造ったお墓を輸出したり、戦後、忠魂碑などの記念碑の需要が増えてくれば、扱いがむつかしく、当時あまり注目されていなかった石材にも果敢に挑戦し、多くの記念碑を造らせていただきました(当社が直接受注した記念碑の感謝状が200枚以上残っています)。
この秋三郎のチャレンジ精神は2代目繁三郎、3代目敬央へと確実に受け継がれています。

株式会社小林秋三郎商店3代目社長(お墓のかんのんや代表)・小林敬央(こばやしたかお)は、京都・佛教大学で仏教を学び、青春時代をお寺で過ごした経験の持ち主で、僧籍も取得しています。
今、お墓の世界は過渡期にあるように思います。名字が違ってもいいから家族で一緒のお墓に入って行こう、と言われる方もいらっしゃれば、名字が違うのに1つのお墓に入るのはおかしい、どちらかは永代供養墓や樹木葬などで供養すべきだ、とおっしゃる方もみえます。当然どちらが正しいと言えるものではありません。今までの習慣やしきたりが希薄になり自由になる反面、その変化について行けず悩んでいらっしゃる方も増えているように感じています。 このような時代の変化の中で、「お墓のこと」「ご供養のこと」または「墓じまい」や「お墓のメンテナンス」のことまで「お墓に関するお悩み事」がございましたら、どうかお気軽にご相談ください。
ご相談に対しては、じっくりとお話を伺いたいと思いますので、ご予約の上、宜しければ岡崎本店まで足をお運びください。

webサイトからのご予約はこちら

0120-5884-14

小林敬央が目指しているもの

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